2007年 03月 07日
よんぶんのよん |
次男のチェロがとうとう「フルサイズ(4/4)」に
10年前にはじめた時は、フルサイズまで続けているとは到底思えなかったのですよ。
2歳違いで同性で、同じ楽器だと下の子が上の子を抜いてしまったりして
上の子はプライド傷ついて辞めたりするので、下のお子さんは、別の楽器がいいですよ・・・・
(下の子は上の子の音やCDを聴いているので、覚えが早いのだそうです、本当にお兄ちゃんを追い抜きました)
と先生に言われたのですが、ひとりでも大変なので、かなり躊躇しました。
次男も、お兄ちゃんが泣き泣きヴァイオリンを弾いていたりするので
「やらない」と言っていたのですが・・・
幼稚園でチェロの先生がミニコンサートをしてくださった日に
「チェロやる!」と言い出しました。
結局のところ、次男は生まれたときから長男と同等と思い込んでいるので
お兄ちゃんに出来て自分に出来ないのは変だ
お兄ちゃんが持っていて、自分に無いのはおかしい
という程度の感情だったと思うのですが・・・
実際大変で「やめるうう~」と言った時は
「自分でやると言い出したのだから、だめよ~」と何度もかわしました。
相手が先生だろうと、親だろうと態度は変えないので
レッスンで、しつこく繰り返しをさせられたりすると
足をバ~~ンっと前に投げ出し、あからさまに反抗的態度
楽器をしまう時に、弦をわざとユルユルに緩めたりと、数々の無駄な抵抗
家では、チェロをひっくり返すわ、弓は投げるわ(よくぞ壊れませんでした)
何とか続いて、4年前から弦楽団での演奏は凄く楽しいらしく
練習はお粗末ですが、「辞める」とは言わなくなりました。
耳は良いので「隣の人が弾ければちゃん弾けます」と先生に褒められてるのだかなんだか
読譜が苦手な「のだめ男」と呼んでいます。
1000人のチェロ関係で、中越地震復興チャリティーコンサートにも
参加すると言うので、一人で新幹線に乗せました。
早い子は中1とかでフルサイズになるのですが
親に似ず?背が低くて、受験もあり今になりました。
選んだケースは「ワインレッド」
前のサイズの時は黒い布ケースで、背負うとまるで「カブトムシ」
背が低いので、やっぱり赤いカブトムシのようです。
総重量は10キロかな?小さい時から小さい楽器から順に背負っているので、大きくなっても重くないみたいです。
癌で亡くなられたチェリストの方がテレビで、何年も前にお弟子さんに言っていた
「喜びも、悲しみも、怒りも感情のすべて、楽器にぶつけていいんだよ」
息子達は演奏家にはならないけれど(なれない)、楽器が体の一部であるように
ずっと寄り添っていって欲しいと思います。
ここまで、続いた事を一番驚いているのは母親ですから・・・
途中で放り投げたかったのも、母親ですから・・・
10年前にはじめた時は、フルサイズまで続けているとは到底思えなかったのですよ。
2歳違いで同性で、同じ楽器だと下の子が上の子を抜いてしまったりして
上の子はプライド傷ついて辞めたりするので、下のお子さんは、別の楽器がいいですよ・・・・
(下の子は上の子の音やCDを聴いているので、覚えが早いのだそうです、本当にお兄ちゃんを追い抜きました)
と先生に言われたのですが、ひとりでも大変なので、かなり躊躇しました。
次男も、お兄ちゃんが泣き泣きヴァイオリンを弾いていたりするので
「やらない」と言っていたのですが・・・
幼稚園でチェロの先生がミニコンサートをしてくださった日に
「チェロやる!」と言い出しました。
結局のところ、次男は生まれたときから長男と同等と思い込んでいるので
お兄ちゃんに出来て自分に出来ないのは変だ
お兄ちゃんが持っていて、自分に無いのはおかしい
という程度の感情だったと思うのですが・・・
実際大変で「やめるうう~」と言った時は
「自分でやると言い出したのだから、だめよ~」と何度もかわしました。
相手が先生だろうと、親だろうと態度は変えないので
レッスンで、しつこく繰り返しをさせられたりすると
足をバ~~ンっと前に投げ出し、あからさまに反抗的態度
楽器をしまう時に、弦をわざとユルユルに緩めたりと、数々の無駄な抵抗
家では、チェロをひっくり返すわ、弓は投げるわ(よくぞ壊れませんでした)
何とか続いて、4年前から弦楽団での演奏は凄く楽しいらしく
練習はお粗末ですが、「辞める」とは言わなくなりました。
耳は良いので「隣の人が弾ければちゃん弾けます」と先生に褒められてるのだかなんだか
読譜が苦手な「のだめ男」と呼んでいます。
1000人のチェロ関係で、中越地震復興チャリティーコンサートにも
参加すると言うので、一人で新幹線に乗せました。
早い子は中1とかでフルサイズになるのですが
親に似ず?背が低くて、受験もあり今になりました。
選んだケースは「ワインレッド」
前のサイズの時は黒い布ケースで、背負うとまるで「カブトムシ」
背が低いので、やっぱり赤いカブトムシのようです。
総重量は10キロかな?小さい時から小さい楽器から順に背負っているので、大きくなっても重くないみたいです。
癌で亡くなられたチェリストの方がテレビで、何年も前にお弟子さんに言っていた
「喜びも、悲しみも、怒りも感情のすべて、楽器にぶつけていいんだよ」
息子達は演奏家にはならないけれど(なれない)、楽器が体の一部であるように
ずっと寄り添っていって欲しいと思います。
ここまで、続いた事を一番驚いているのは母親ですから・・・
途中で放り投げたかったのも、母親ですから・・・
by roseposy
| 2007-03-07 08:51